日本語教員試験 2026年の試験日・時間割・会場・受験票・結果通知まとめ

2026年(令和8年)11月8日(日)に実施される令和8年度日本語教員試験について、試験日、当日の時間割、8地区16会場と会場の決まり方、受験票の入手時期、結果通知日、合格証書、免除の扱い、出願期間(締切済み)と来年度に向けた動きを一か所にまとめます。

本記事は公開日時点の情報です。制度・試験・講習の内容は変更される場合があるため、最終判断は必ず文部科学省などの公式情報で確認してください。

2026年(令和8年)の日本語教員試験はいつ?

令和8年度の日本語教員試験は、2026年(令和8年)11月8日(日)に全国8地区で実施されます。出願期間は2026年7月13日(月)から8月21日(金)で、すでに締め切られています。受験票は2026年10月22日(木)午前10時から日本語教員試験システムのマイページで公開され、結果通知は2026年12月18日(金)の予定です。

日本語教員試験は、登録日本語教員として文部科学大臣の登録を受けるために合格が必要な国家試験で、基礎試験と応用試験で構成されます。受験資格に年齢・学歴・国籍の条件はありません。この記事では、今年度の試験の日程と当日の流れを一か所にまとめます。

項目日程・内容
試験日2026年(令和8年)11月8日(日)
出願期間2026年(令和8年)7月13日(月)10時から8月21日(金)23時59分まで(締切済み)
受験料の納付期限2026年(令和8年)9月18日(金)。電子納付は23時59分まで、収入印紙の郵送は消印有効
受験票の公開2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時からマイページで公開(郵送なし)
試験会場の追加2026年(令和8年)9月15日に関東・近畿・九州で会場を追加(8地区16会場)
結果通知2026年(令和8年)12月18日(金)予定。マイページで通知(郵送なし)
仮合格者の証明書提出期限2027年(令和9年)4月30日(金)
合格証書のダウンロード・マイページ閲覧期限2027年(令和9年)5月31日(月)

文部科学省「令和8年度日本語教員試験の概要」、令和8年度試験案内、日本語教員試験システムのお知らせ(2026年10月6日閲覧)による。結果通知日は「予定」で、変更される場合があります。

当日の時間割(集合時刻と試験時間)

試験は1日で基礎試験、応用試験(読解)、応用試験(聴解)の順に行われます。開場は9時で、9時40分までに入室します。基礎試験が免除される人は12時から13時の間に入室します。

  • 基礎試験と応用試験(読解)は、試験開始から20分までの遅刻に限り受験できます。遅刻した分の時間延長はありません。
  • 応用試験(聴解)は、遅刻は一切認められません。
  • 着席時刻までに自席に着き、試験開始までの間に注意事項の説明と問題冊子の配布があります。
  • 解答終了後は問題冊子とマークシートの回収・確認があるため、監督者の指示があるまで自席で待ちます。問題冊子は持ち帰れません。
区分着席時刻試験時間(所要時間)
開場・入室9時00分から9時40分までに入室9時40分から注意事項の説明
基礎試験9時40分10時00分から12時00分(120分)
昼休憩基礎試験免除の人は12時00分から13時00分に入室12時00分から13時00分
応用試験(読解)13時00分13時20分から15時00分(100分)
休憩(なし)15時00分から15時40分
応用試験(聴解)15時40分16時10分から17時00分(約50分)

令和8年度試験案内による。聴解の試験時間は録音の長さで多少変わり、試験終了時刻は目安で延長になることがあります。

試験会場は8地区16会場。会場の決まり方

出願時に選べるのは地区(北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州・沖縄の8地区)までで、地区内に複数の会場がある場合、会場は選べません。自分の会場は受験票に記載されます。受験者数の増加に伴い、2026年(令和8年)9月15日に関東・近畿・九州で会場が追加され、文部科学省のページには16会場が掲載されています。

地区試験会場
北海道北海道教育大学(札幌校)
東北東北工業大学(八木山キャンパス)
関東大妻女子大学(千代田キャンパス)、日本大学(文理学部)、電気通信大学、一橋大学(国立キャンパス)、東京海洋大学(品川キャンパス)、横浜国立大学、成蹊大学(9月15日追加)
中部愛知学院大学(日進キャンパス)。名城公園キャンパスではない点に試験案内が注意を促しています
近畿桃山学院大学、大和大学(9月15日追加)
中四国岡山大学(津島キャンパス)
九州九州産業大学、福岡女学院大学(9月15日追加)
沖縄沖縄キリスト教学院大学・短期大学

文部科学省「令和8年度日本語教員試験の概要」(2026年10月6日閲覧)による。会場は会場の都合で変更されることがあり、受験票に記載された会場で受験します。会場への下見や直接の問い合わせはできません。

受験票の入手時期と方法

受験票は郵送されません。2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時以降に日本語教員試験システムのマイページにログインし、PDF形式の受験票をダウンロードして記載内容を確認します。試験当日までにA4サイズの紙に印刷して持参します。スマートフォンやタブレットの画面を見せる形は認められません。

受験上の特別措置を申請した人への決定内容は受験票には記載されず、後日個別にメールで知らされます。受験票を忘れた場合は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、写真付きの学生証などの身分証明書で本人確認が行われます。持ち物や当日の注意は別記事「受験票・持ち物・当日の注意」で詳しくまとめています。

試験の構成と合格基準

  • 基礎試験と応用試験を両方受験し、基礎試験が合格点に達しない場合、応用試験は採点されず試験全体が不合格になります。
  • 基礎試験が合格点に達し応用試験が不合格の場合は基礎試験合格証明書が交付され、次回以降はその写しを提出すると基礎試験が免除されます。
  • 出題範囲は「登録日本語教員 実践研修・養成課程コアカリキュラム」の必須の教育内容です。合格基準の詳しい見方は別記事「合格点・合格基準」で扱います。
試験試験時間出題数・配点合格基準
基礎試験120分100問、1問1点(計100点)5区分それぞれで6割程度、かつ総合で8割程度
応用試験(読解)100分60問、1問1点読解と聴解の合計110点で6割程度
応用試験(聴解)約50分50問、1問1点(読解と合わせて判定)

令和8年度実施要項・試験案内による。基礎試験、応用試験ともに、年度ごとの難易度差などにより合格基準の調整が行われることがあります。

受験料

受験科目受験料
基礎試験及び応用試験18,900円
応用試験のみ(基礎試験免除)17,300円
受験科目なし(基礎試験・応用試験の双方免除)5,900円(免除資格の確認手数料)

いずれも合格証書発行手数料を含みます。受験科目なしの人も、免除資格の確認と合格証書発行のため出願と受験料の納付が必要です。

免除の扱い(ルート別)

どの試験が免除されるかは、出願時に選んだ資格取得ルートで決まります。基礎試験と応用試験の両方が免除されるE-1・E-2ルートの人も、出願して経過措置の対象であることの確認を受け、合格証書を入手する必要があります。

ルート基礎試験応用試験実践研修備考
試験ルート受験受験必要養成課程を経ていない人
養成機関ルート免除受験必要(実践研修と一体の課程を修了した場合は免除)登録日本語教員養成機関の課程修了。修了見込みでの出願も可(仮合格)
経過措置C免除受験免除50項目対応課程の修了と学士以上の学位。期限は2033年(令和15年)3月31日
経過措置D-1免除受験免除現職者で平成12年報告対応課程の修了と学士以上。講習Ⅱの修了が必要
経過措置D-2免除受験免除現職者で告示基準教員要件の課程修了と学士以上。講習Ⅰ・Ⅱの修了が必要
経過措置E-1免除免除免除現職者で日本語教育能力検定試験(昭和62年度から平成14年度)に合格。講習Ⅰ・Ⅱの修了が必要。出願は必要
経過措置E-2免除免除免除現職者で日本語教育能力検定試験(平成15年度から令和5年度)に合格。講習Ⅱの修了が必要。出願は必要
経過措置F受験受験免除上記以外の現職者

令和8年度試験案内「11. 受験ルート(資格取得ルート)及び受験科目の免除について」に基づく編集部の整理。D-1・D-2・E-1・E-2ルートは出願時点で講習を修了し修了証を提出している必要があります。経過措置の期限はCルート以外は2029年(令和11年)3月31日です。個別の適用は公式資料で確認してください。

結果通知・合格証書・仮合格

項目内容
結果通知日2026年(令和8年)12月18日(金)予定。通知日は変更される場合があります
通知方法日本語教員試験システムのマイページで確認。結果通知書の郵送はなし
合格証書結果通知日からマイページでダウンロード可。2027年(令和9年)5月31日(月)までに各自でダウンロード。郵送はなし
仮合格課程の修了見込みや学位の取得見込みで受験した人は合格点でも仮合格。2027年(令和9年)4月30日(金)までに修了証明書や学位証明書をマイページからアップロード。期限を過ぎると取消
マイページの閲覧期限2027年(令和9年)5月31日(月)。以後はログインや合格証書のダウンロードができない
登録申請合格後、実践研修が免除される人以外は登録実践研修機関で実践研修を修了したうえで登録申請。試験合格に有効期限はない

令和8年度試験案内、日本語教員試験システムのお知らせ、文部科学省「日本語教育機関認定法 よくある質問集」(令和8年6月18日公開版)Q4-2-10による。

過去2年の実施日と合格発表日

参考に、令和6年度・令和7年度の実施日と合格発表日を並べます。合格発表はいずれも金曜日の14時に行われました。令和8年度は試験日から40日後の12月18日(金)が結果通知の予定日です。合格率などの実施結果は別記事「合格率・合格者数」で表にしています。

年度試験日合格発表日受験者数合格者数合格率
令和6年度2024年(令和6年)11月17日(日)2024年(令和6年)12月20日(金)14時17,655人11,051人62.6%
令和7年度2025年(令和7年)11月2日(日)2025年(令和7年)12月12日(金)14時17,597人11,876人67.5%
令和8年度2026年(令和8年)11月8日(日)2026年(令和8年)12月18日(金)予定(未実施)(未実施)(未実施)

文部科学省の各年度実施結果による。合格者には経過措置による全試験免除者を含みます。令和8年度の出願者数は2026年10月6日時点で未公表です(令和7年度は10月31日、令和6年度は11月15日に出願状況が公表されました)。

出願期間は締切済み。来年度に向けて

令和8年度の出願期間(2026年7月13日から8月21日)は終了し、日本語教員試験システムにも「令和8年度試験の出願受付は終了しました」と掲示されています。出願完了後の登録内容の変更は原則できないとされています。今年度に出願していない人が受験できる次の機会は令和9年度の試験になります。

令和9年度(2027年度)の試験日程は2026年10月6日時点で公表されていません。令和8年度は、実施要項が2月6日に決定、試験案内が6月12日に掲載、出願が7月13日に開始という流れでした。来年度も同じ時期になるかは公表を待つ必要がありますが、春から初夏に文部科学省のページと日本語教員試験システムを見る習慣をつけておくと見落としを防げます。

また、令和8年度試験案内には、令和9年度以降の試験についてコンピュータで受験するCBT方式への移行を検討していること、その参考として2027年(令和9年)2月にCBT方式の試行調査(プレテスト)を実施する予定であることが書かれています。プレテストは本試験とは別で合否判定はなく、詳細は2026年(令和8年)10月頃に日本語教員試験のホームページで知らせる予定とされています。

年度実施要項・試験案内の公表出願期間試験日
令和6年度試験案内 2024年(令和6年)7月12日更新版2024年(令和6年)8月1日(木)から9月6日(金)2024年(令和6年)11月17日(日)
令和7年度試験案内 2025年(令和7年)6月17日2025年(令和7年)7月14日(月)から8月22日(金)2025年(令和7年)11月2日(日)
令和8年度実施要項 2026年(令和8年)2月6日、試験案内 6月12日2026年(令和8年)7月13日(月)から8月21日(金)2026年(令和8年)11月8日(日)

各年度の試験案内と令和8年度実施要項による。

更新情報を受け取る

受験票の公開、結果通知、来年度の実施要項など、公式情報の更新を見逃したくない方は、当サイトのメール登録で更新通知を受け取れます。

編集部の視点:試験日より先に「受験票の日」と「結果の日」を押さえる

出願が締め切られた今、受験者がつまずきやすいのは試験日そのものではなく、その前後の2つの日付です。1つ目は10月22日(木)10時の受験票公開です。郵送はなく、マイページからのダウンロードと印刷を自分で行います。公開から試験日まで2週間半ほどしかないので、自宅に印刷環境がない人は、この時点でコンビニ印刷などの手段を決めておくと安心です。

2つ目は12月18日(金)の結果通知と、その後の期限です。合格証書は郵送されず、2027年5月31日(月)までに自分でダウンロードしないと取り出せなくなります。修了見込みや学位取得見込みで出願した人は、2027年4月30日(金)までに証明書のアップロードが必要で、忘れると仮合格が取り消されます。結果が出た日に、この2つの期限をカレンダーに入れておくことをおすすめします。

また、会場は出願時に選んだ地区の中で割り当てられ、9月15日に追加された会場に割り振られる人もいます。「昨年と同じ会場だろう」と思い込まず、受験票に書かれた会場名と住所を確認してください。中部の愛知学院大学は日進キャンパスで、名城公園キャンパスではないと試験案内が注意しています。

よくある質問

令和8年度の日本語教員試験はいつ、どこで実施されますか?

2026年(令和8年)11月8日(日)に、北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州・沖縄の8地区16会場で実施されます。自分の会場は受験票に記載されます。

受験票はいつ、どのように受け取れますか?

2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時から日本語教員試験システムのマイページでPDFをダウンロードできます。郵送はありません。A4サイズの紙に印刷して当日持参します。

結果はいつわかりますか?

2026年(令和8年)12月18日(金)に日本語教員試験システムのマイページで通知される予定です。通知日は変更される場合があります。合格者は同日から合格証書をダウンロードできます。

今年度の出願に間に合いませんでした。次はいつ受けられますか?

令和8年度の出願期間は2026年8月21日(金)に終了しています。次の機会は令和9年度の試験です。令和9年度の日程は2026年10月6日時点で公表されていないため、文部科学省のページと日本語教員試験システムの更新を確認してください。

基礎試験と応用試験の両方が免除される場合も出願は必要ですか?

はい。E-1・E-2ルートなどで両方が免除される場合も、合格証書の発行のために出願して経過措置の対象であることの確認を受ける必要があります。令和8年度の受験料は5,900円(免除資格の確認手数料)です。

試験日・締切・制度の変更をメールで受け取る

日本語教員試験の日程、申込の締切、結果の発表、経過措置の変更などをお知らせします。登録は無料で、いつでも停止できます。

この記事の公式確認ソース

確認日: 2026-10-06

関連記事