日本語教員試験の受験票はいつ?ダウンロード方法・持ち物・遅刻・当日の注意

令和8年度日本語教員試験の受験票は2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時からマイページで公開され、郵送はありません。入手と印刷のしかた、持ち物と机の上に置けるもの、持ち込めないもの、遅刻の扱い、試験中の注意、悪天候や交通障害のときの情報の確かめ方を、試験案内に沿って整理します。
受験票はいつ、どう入手する?
令和8年度日本語教員試験の受験票は、2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時から日本語教員試験システムのマイページでPDF形式で公開されます。郵送はされません。マイページにログインしてダウンロードし、記載内容を確認したうえで、試験当日(2026年11月8日(日))までにA4サイズの紙に印刷して持参します。
試験案内(2026年6月12日)の段階では「10月中旬(予定)」とされていましたが、日本語教員試験システムのトップページで10月22日(木)午前10時という具体的な日時が示されています。ダウンロードが可能になるとメールでも連絡されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開日時 | 2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時から |
| 入手場所 | 日本語教員試験システムのマイページ(PDF形式) |
| 郵送 | なし |
| 印刷 | A4サイズの紙に印刷。スマートフォンやタブレットの画面を見せる形は不可 |
| 写真 | 出願時にアップロードした顔写真がそのまま印刷される |
| 特別措置の決定内容 | 受験票には記載されず、後日個別にメールで通知 |
| 受験票の回収 | 応用試験(聴解)の終了後に回収される |
令和8年度試験案内「5. 受験票について」と日本語教員試験システムのお知らせ(2026年10月6日閲覧)による。
受験票の準備手順と、忘れたときの扱い
受験票に記載された会場以外では受験できません。会場は会場側の都合で変更されることがあるため、昨年の会場や試験案内の一覧ではなく、受験票の記載で確認します。会場への下見や直接の問い合わせ、電話での道順案内の依頼はできません。
- 10月22日(木)10時以降にマイページへログインし、受験票PDFをダウンロードする
- 氏名、受験番号、受験科目、試験会場名と住所を確認する。会場は出願時に選んだ地区の中で割り当てられ、自分では選べない
- A4サイズの紙に印刷する。自宅にプリンターがない場合はコンビニ印刷などを試験前に済ませる
- 当日は受験票を持参し、着席後は受験番号が監督者から見えるように机上の通路側に置く
- 受験票を忘れた場合は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、写真付きの学生証などの身分証明書で本人確認が行われる
持ち物(試験案内で指定された3つ)
| 持ち物 | 条件 |
|---|---|
| 受験票 | A4サイズに印刷したもの。スマートフォン・タブレットでの提示は不可 |
| 筆記用具 | H、F、HBの鉛筆またはシャープペンシル(ボールペンは不可)、プラスチック消しゴム |
| 時計 | 辞書機能や通信機能のあるもの、スマートウォッチ、携帯電話・スマートフォンの時計、秒針音のあるもの、大型の置時計(幅・高さ・奥行きのいずれかが概ね20cmを超えるもの)は不可 |
令和8年度試験案内「6. 試験当日の注意事項」による。会場に時計がないことがあり、時計があっても試験時間は監督者の時計で計ります。
試験時間中に机の上に置けるもの
試験時間中に机の上に置けるものは次のとおりです。これ以外のものは机上に置けません。
- 受験票
- 黒鉛筆(H、F、HB)、シャープペンシル(鉛筆のキャップ、シャープペンシルの芯を含む)
- プラスチック製の消しゴム
- 鉛筆削り(電動式、大型のもの、ナイフ類は不可)
- 時計(上の条件を満たすもの。キッチンタイマーは不可)
- 眼鏡、ハンカチ(文字の記載があるものは不可)、目薬、ティッシュペーパー(袋や箱から中身だけ取り出したもの)
- 飲み物は、ふた付きのペットボトル入り飲料に限り持ち込める。机の上には置かず、ふたを閉めて足元に置く。ラベルはあらかじめはがし、カバーは使えない。びん、缶、紙パック、マイボトルは不可
- 病気やけが、障害などで上記以外のものを使いたい場合は、受験上の配慮の申請が必要になることがある(出願前の相談が前提)
持ち込めない・使えないもの
- 携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末、タブレット端末、電子辞書、ICレコーダー、イヤホン、音楽プレーヤーなどの電子機器類。かばんにしまわず身に着けたり手に持ったりしていると不正行為になることがある。イヤホンは耳に装着していれば使用とみなされる
- 試験時間中(説明開始から試験終了の宣言まで)に携帯電話やスマートウォッチなどの通信機器を身に付けていた場合や使用が確認された場合は、その試験が無効になる
- 電子機器は着席時刻までにアラームを解除して電源を切る。かばんの中で着信音や振動音が鳴った場合、監督者が本人の了解なしにかばんを試験室外に持ち出し、その試験時間の終了まで保管する
- 耳栓は使えない(監督者の指示が聞こえないため)
- 補聴器は出願時に特別措置の申請が必要。無線通信機能を使う補聴援助システムは使えない
- ボールペン、文字の記載があるハンカチ、電動式や大型の鉛筆削り、ナイフ類
- 座布団、クッション、タオル、ひざ掛け、手袋(多汗症用を含む)は、試験開始前に監督者に申し出て許可を得れば使える。コート類の着用は差し支えない
当日の時間割と入室時間
昼食は自席でとることができますが、黙食とされています。会場のごみ箱は使えないため、弁当の容器や空き缶などは自宅まで持ち帰ります。聴解は試験の最後に行われ、終了時刻が延長されることがあるため、遠方から来る人は帰りの交通に余裕をもつよう案内されています。
基礎試験の受験が必要な人が基礎試験を欠席して応用試験だけ受けた場合は採点されず、試験全体が不合格になります。
| 区分 | 着席時刻 | 試験時間(所要時間) |
|---|---|---|
| 開場・入室 | 9時00分から9時40分までに入室 | 9時40分から注意事項の説明 |
| 基礎試験 | 9時40分 | 10時00分から12時00分(120分) |
| 昼休憩 | 基礎試験免除の人は12時00分から13時00分に入室 | 12時00分から13時00分 |
| 応用試験(読解) | 13時00分 | 13時20分から15時00分(100分) |
| 休憩 | (なし) | 15時00分から15時40分 |
| 応用試験(聴解) | 15時40分 | 16時10分から17時00分(約50分) |
令和8年度試験案内による。聴解の試験時間は録音の長さで多少変わり、試験終了時刻は目安で延長になることがあります。
遅刻の扱い
遅刻の扱いは試験によって異なります。交通機関の遅延による延着も遅刻として扱われます。
| 試験 | 遅刻の扱い |
|---|---|
| 基礎試験 | 試験開始から20分までの遅刻に限り受験できる。開始から20分以内に入室していなければ受験できない。遅刻した分の時間延長はない |
| 応用試験(読解) | 基礎試験と同じ(開始から20分まで) |
| 応用試験(聴解) | 試験の性質上、遅刻は一切認められない |
令和8年度試験案内「遅刻について」による。体調不良などで欠席する場合、試験センターへの連絡は不要ですが、原則として試験日の変更や再試験の措置はありません。
試験中の注意(途中退室・私語・問題冊子)
- 試験時間中は監督者の指示があるまで試験室を出られない。トイレや体調不良のときは監督者に申し出る。静養後に解答を再開できるが時間の延長はなく、静養中に荷物は持ち出せない
- 試験中の私語(問題文や解答の音読を含む)は禁止。聴解試験中は質問の発言も禁止で、不具合があれば挙手で監督者に知らせる
- 試験問題冊子は持ち帰れない。解答終了後、問題冊子とマークシートの回収・確認が終わるまで自席で待つ
- 試験問題は文部科学省の機密情報かつ著作物で、複製、録画、録音、筆写、記憶による再現などの方法で持ち出し、公開・共有・伝達することは禁止。違反には警察への通報を含む法的措置があり、漏えいが確認された場合は試験が無効になる
- 監督者が巡視し、顔を上げる、マスクや眼鏡、帽子を一時的に外すよう指示することがある
- 監督者の足音、周囲の咳やくしゃみ、空調や航空機の音、短時間の携帯電話や時計の鳴動などの生活騒音があっても救済措置はない
- 不正行為が判明した場合は受験停止や試験無効、次回以降の受験を認めないことがある。不正で合格し登録された後に判明した場合は登録が取り消され、以後5年間は登録できない
会場でのルール(下見・交通・喫煙・ごみ)
- 会場内の下見、会場への直接の問い合わせはしない。電話での道順案内もない
- 会場や周辺への駐車・駐輪はできない。自家用車やタクシーでの送迎も禁止。公共交通機関を使う
- 指定された喫煙場所以外では喫煙できない。全面禁煙の会場では一切できず、会場付近の路上喫煙も禁止
- 会場のごみ箱は使用禁止。ごみは自宅まで持ち帰る(駅や近隣の店のごみ箱にも捨てない)
- 会場には受験者と試験関係者以外は立ち入れない。試験時間外も静かにする
- 貴重品の紛失については責任を負わないとされている
悪天候・交通障害・体調不良のとき、情報はどこで確かめる?
交通機関の遅延があっても、原則として試験は定時に始まります。ただし、災害や大幅な交通機関の乱れで多くの受験者が会場に到着できない場合は、試験開始時刻を繰り下げたり試験を中止したりすることがあり、中止になった場合は改めて試験日を定めることがあります。その案内は日本語教員試験システムのトップページで行うと試験案内に書かれています。当日の朝に天候や交通に不安があるときは、まずこのページを見ます。
実例として、令和6年度(2024年11月17日実施)はJR函館線の貨物列車脱線事故で函館駅と札幌駅の間が始発から全線運休となり受験できなかった人と、一部会場で聴解の音声が聞こえないなどの音量調整トラブルの影響を受けた人を対象に、同年12月8日(日)に北海道と東京地域で再試験が行われました。再試験の受験者は613人で、会場などは対象者に直接通知されました。
自分の体調不良による欠席は、試験センターへの連絡は不要ですが、再試験の対象にはなりません。会場や運営についての問い合わせ先は日本語教員試験センター(メール nihongokyouin@shiken-jimu.jp、電話 050-3106-4945、平日9時30分から18時15分)です。会場の大学に直接問い合わせることはできません。
| 場面 | 確かめる場所・対応 |
|---|---|
| 災害や大規模な交通障害で開始時刻の繰り下げや中止が起きたとき | 日本語教員試験システムのトップページの案内 |
| 自分だけが交通遅延で遅れたとき | 遅刻として扱われる。基礎試験・読解は開始20分まで入室可、聴解は不可 |
| 受験票の記載内容や会場について聞きたいとき | 日本語教員試験センター(会場の大学への問い合わせは不可) |
| 体調不良で欠席するとき | 連絡は不要。原則として試験日の変更や再試験はない |
令和8年度試験案内「交通機関の遅延や災害時の対応」「その他」「問合せ先」による。
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編集部の視点:当日の失敗は「時計」と「聴解の遅刻」に集まる
持ち物の3点のうち、見落とされやすいのが時計です。会場に時計がない場合があり、スマートフォンもスマートウォッチも使えません。秒針音のする時計も不可なので、普段スマートフォンで時間を見ている人は、腕時計や小型のデジタル時計を試験前に用意しておく必要があります。試験時間は監督者の時計で計るため、自分の時計は目安と割り切り、開始の合図を基準に時間配分を考えると落ち着けます。
もうひとつは午後の聴解です。基礎試験と読解は20分までの遅刻が認められますが、聴解は一切認められません。昼休憩や15時からの休憩に外へ出る人は、戻りの時刻を着席時刻(13時、15時40分)に合わせて動くことが大切です。試験終了も延長されることがあるので、帰りの新幹線や飛行機を17時直後に取るのは避けたいところです。
飲み物のルール(ふた付きペットボトルのみ、ラベルをはがす、足元に置く)や、座布団・ひざ掛けは許可制という細かい点も、知らずに当日注意されると集中が切れます。試験案内の「6. 試験当日の注意事項」は2ページほどなので、前日に一度通して読んでおくことをおすすめします。
よくある質問
受験票は郵送されますか?
されません。2026年(令和8年)10月22日(木)午前10時以降に日本語教員試験システムのマイページからPDFをダウンロードし、A4サイズの紙に印刷して持参します。
受験票をスマートフォンの画面で見せてもいいですか?
できません。スマートフォンやタブレットにダウンロードしたものを提示するのは不可とされています。必ず紙に印刷したものを持参してください。忘れた場合は運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、写真付きの学生証などで本人確認が行われます。
電車の遅延で遅れた場合はどうなりますか?
交通機関の遅延による延着も遅刻として扱われます。基礎試験と応用試験(読解)は試験開始から20分までの遅刻に限り受験でき、応用試験(聴解)は遅刻が一切認められません。災害や大規模な交通障害で多くの受験者が到着できない場合に限り、開始時刻の繰り下げや中止が行われることがあり、その案内は日本語教員試験システムのトップページに出ます。
シャープペンシルは使えますか?ボールペンは?
H、F、HBの鉛筆またはシャープペンシルが使えます。ボールペンは使えません。消しゴムはプラスチック製のものです。
台風や大雪のとき、試験の中止はどこで確認できますか?
試験案内では、開始時刻の繰り下げや中止の案内は日本語教員試験システムのトップページで行うとされています。会場の大学に問い合わせることはできないため、当日はこのページを確認してください。
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この記事の公式確認ソース
- 日本語教員試験システム 令和8年度日本語教員試験 試験案内(令和8年6月12日)
- 日本語教員試験システム(令和8年度日本語教員試験トップページ・お知らせ)
- 文部科学省 日本語教員試験に関すること(令和8年度日本語教員試験の概要)
- 文部科学省 令和6年度日本語教員試験の再試験の実施について(令和6年11月22日)
- 文部科学省 令和6年度日本語教員試験実施結果について(PDF)
- 日本語教員試験システム 令和7年度日本語教員試験 試験案内(令和7年6月17日)
確認日: 2026-10-06